14日目

ご飯を喰べて(食事は大事です!)宿を出発。
彦根ICから名神道に乗り、米原JCTから北陸自動車道に入る。
福井に入り、石川を通り、富山県へ。
魚津、黒部、懐かしい地名だ。

昔々、Dos時代にKT-BBSというフリープログラムを使って、草の根BBS「マシュマロ ねっとわ~く」を運営していたとき、会員さんに富山の人が二人居た。
一人は富山市出身で当時は東京在住、もう一人は入善という町に住んでいる富山県民だった。
一度、BBSのサブオペである、うにんこテール氏と一緒に電車で入善の人のところまで遊びにいき、地元の小料理屋さんで伊勢エビなどの大盤振る舞いでもてなしてもらったことがある。
懐かしいなぁ。
ゆうきさん、早久貴澄さん、お元気ですか?

険しい山々と、海岸線に沿って走る北陸道の景色には、まさしく見覚えがあった。

上越JCTで上信越自動車道に乗り換え。
今日の宿はR18沿いの「道の駅あらい」内に建てられていて、この道の駅は上信越道の新井PAとくっついている。
この新井PAがETC専用のスマートICを兼ねているので、ここで降りれば楽ちんなのだけれど、ETCを積んでいないオレは降りることが出来ないので、PAを通り過ぎて中郷ICで降り、R18を北上。
結構距離あるなぁ。
とかいいつつ宿に到着。

そういうロケーションに建っているホテルなので、普通なら宿の回りに何かしら呑み喰い出来る店があるのだが、ここに関しては道の駅にある類の飲食店しか見当たらない。
宿の中に、タクシーで5~6分という居酒屋の宣伝ビラが貼られていたので、そこへ行ってみようとタクシーを呼ぶ。

着いてみたら店が開いていなかった。
定休日でも無し、開店時間も過ぎているはずなのになぁ。
まあ、ここはJR新井駅前のようなので、よくよく探せば幾つかそれらしい店もあるだろう。

30分ほど小さな駅前の町をうろついてみたが、飲食店は数軒しかない。
電車がメインの交通機関になっていない地方都市では良くあることだ。
内訳は割烹の看板を出した、外見に値段の判らない汚い店が2軒、寿司屋、韓国料理居酒屋、ラーメン屋、蕎麦屋、チェーンの串揚げ屋。
死ぬほど悩んだが、まあどうせ宿に帰ったら富山で買ったますの寿司で日本酒を呑むことは決まっていたので、軽く済ませればいいかと串揚げ屋「串一」へ。

お通しの青菜と塩昆布と桜エビの和え物が、意表を突いていて美味い。
もう一つのお通し、細かく刻んだレタスとチーズ、ハムを合わせてオニオンドレッシングを掛けたサラダも美味。
フライドポテトとお薦めの串揚げ5本で、生ビールを呷る。
乗りの良い、明るい若い店長と、地元の高校生のバイトと思しき青年に、色々ご当地の土産物の話など聞きながら楽しく呑む。

宿に帰り、ロビーの自販機で新潟は新発田の「ふなぐち菊水一番しぼり」を買い、ますの寿司をやる。
うん、あまりご当地の物は喰べてないけど、今日はこれで満足。
by hybrid-jp | 2010-08-19 09:00 | ホーボー | Comments(0)

いつかどこかで考えたこと。


by hybrid-jp