らっきょうを漬ける

スーパーの店頭に、生のらっきょうが並ぶ季節になった。
オレ自身はそれほどらっきょう好きでは無いんだけど、家族から作れとせっつかれるので仕方なく家族のリクエストで毎年作る。

基本的な作り方は簡単で、要は塩と酢で漬けるだけのことなのだが、梅干しと一緒でこういうものは各々の作り手さんのこだわりポイントがあるらしい。
塩や酢と砂糖の分量が決め手という人、塩漬けの時間をきっちり計らないとダメだと主張する人、いやいや塩漬けにしないで生のらっきょうをざっと洗って一皮むいたら、煮立てた甘酢をかけ回すことでこのパリパリの歯ごたえがね、といやはや、みなさん実にこだわってて結構、結構。

人の数だけ好みはある、つまりそういうことだろう。

オレは根と先を切り落として塩をまぶして重しを載せ、数日して上がった水を捨てて一皮剥き、砂糖を溶かした酢に漬けて作る。
しばらくして喰べてみて、甘みが足りないようなら砂糖や氷砂糖を足す。
長く塩漬けにしないほうが歯触りが良い、というのを試してみようと、今年は一晩塩に漬けただけで甘酢に漬けてみた。
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これで3kg。
自家消費する量よりも、家族が親戚や呑み友達に分ける方が多いかも知れない。

一皮剥くのが、まあ面倒といえば面倒な作業かなぁ。
梅干しを作る時も、一つ一つ楊枝でヘタを取り除く作業があるけれど、これは梅の素敵な香りにうっとりしながら出来るのに対し、らっきょうの薄皮剥きはどこまで行ってもらっきょうの臭いなのであまりうっとりしない。

あ、赤唐辛子入れるの忘れた。
あとで放り込んどこ。
by hybrid-jp | 2012-05-16 11:47 | 食べ物とか | Comments(0)

いつかどこかで考えたこと。


by hybrid-jp